パラダイムシフト研究会 第3回総会

「大難を小難に。小難を無難に。」
今朝8時より衆議院議員会館にて、私が会長を務めます「パラダイムシフト研究会第3回総会」が開催され、100名を超える(代理含)衆参超党派国会議員が集まりました。
本日は「大災害時代に備えた国土強靭化とは」というテーマで、元国土交通省技監の大石久和氏に講演頂きました。
日本の目下の問題は、首都圏一極集中がまったく是正されず、少子高齢化に歯止めがかからず、経済成長が20年止まってしまっている。1995~2017年までの22年間の名目GDP成長率は、世界最低レベルの-11で、内線状態が続いている北アフリカのリビアと一緒。
日本でのインフラ整備の評価は、B/C(便益/コスト)評価のみで、道路のネットワーク効果を評価していない。EUでは、EU全体の経済成長に資するか、環境改善に役立つか、EU住民の公平性の拡大につながるのかという観点での評価を持ってインフラ整備を行っている。
特に、日本の国土的な要因での危険度は世界に類を見ない。インフラ整備により乗数効果があがるような国土強靭化を進めることは急務であると改めて思いました。