パラダイムシフト研究会第四回総会開催
今朝は8時から、衆議院議員会館にてパラダイムシフト研究会第四回総会を開催し、101名(代理含)の衆参超党派国会議員が参加しました。
本日は『日本の「食」の姿と食の安全・食育-国民が満足し、持続可能な「食」とは-』をテーマに、栄養学の観点から、食に関する第一人者である香川栄養学園理事長・女子栄養大学学長・女子栄養短期大学学長の香川明夫氏にご講演頂きました。
食は人々の暮らしや社会の土台となっており、食が命と言っても過言ではありません。日本はエネルギーとなる炭水化物の多くを輸入に頼っているほか、農業従事者や漁業従事者の減少に歯止めがかからない状況です。また、若い世代の食が細く、生まれる子供もリスクを抱える可能性が高くなっています。
食料自給率を上げるためには食料生産力を高めなければなりませんが、同時に環境負荷を少なくしなければなりません。
今後の日本の歩むべき道は、大量消費ではなく、子供に食の楽しさを教えて食の質を高め、消費力と生産力のバランスを保つことだと感じました。