日本モンゴル外交関係樹立50周年記念でモンゴル訪問
8月21日~24日、初めてモンゴルを議員連盟のメンバーとして訪れました。モンゴル側は大歓迎で、フレルスワ大統領、オヨーンエルデ首相、ザンダンシャタル国会大会議議長、バトツェツェグ外務大臣、ソミヤバザル・ウランバートル市長らモンゴル首脳全員と会談出来、また50周年実行委員会主催の大シンポジウムや在徳島モンゴル国名誉領事主催の文化・芸能共同フェスティバル(テレビ中継)等、朝から晩までハードなスケジュールで、いずれもモンゴルのメディアに大きく報道されました。
モンゴル国は日本の約4倍の国土を持つが、人口はわずか約340万人でその半数が首都ウランバートルに住み、周辺はロシアと中国に囲まれていて、これまで両国の影響が時代の推移とともにではあったが、とても大きいものでした。1990年代に入り、モンゴルはそれまでの社会主義から資本主義へと変換し、自由・民主・平和主義・相互支援という3つの精神で日本と締結し、今日では両国は同じ価値観を有するきわめて有効な関係となりました。
モンゴルは、これまでも日本の安保理改革の取り組み、各種国際機関や北朝鮮拉致被害者問題で日本を支援してくれています。 日本は「戦略的パートナーシップ」や「経済連携協定」を結び、モンゴルの経済発展のための支援をしています。
日馬富士が経営している日馬富士学園も視察しましたが、日本の国技である大相撲ではモンゴル力士が20人近くも活躍しているなど 両国親近感があります。
今まで以上に50周年を機会に、モンゴルとの関係を強化していくことが戦略的にも必要だと感じました。
尚、どこに行っても先方はまず安倍元総理に対する弔意から述べられました。モンゴルにおいても安倍晋三元総理の偉大さを改めて感じた次第です。