安倍さんへの誓い
昨日発行された『日本の息吹』に、安倍元総理への追悼文を掲載させていただきました。
一部抜粋します。全体の内容は『日本の息吹 9月10月合併号』をお求めください。
安倍さんへの誓い
7月12日、安倍昭恵夫人が葬儀に遺族として述べた挨拶が今だに胸の奥深くで響いている。
「政治家としてやり残したことはたくさんあったと思うが、本人なりの春夏秋冬を過ごして、最後、冬を迎えた。種をいっぱい蒔いているので、それが芽吹くことでしょう。」
この一節は吉田松陰の「留魂録」からの転用である。そして、安倍晋三元総理もお父上の安倍晋太郎氏の葬儀に際して同様にこの一節を述べている。
安倍元総理とともに行動し、活動して来た者として、安倍さんが突然お亡くなりになられて、改めてその圧倒的偉大さと存在感が国内外に広がっていたことを噛みしめている。
その私の心の空洞感は一ヵ月近く経っても埋められないものであるが、いつまでも嘆き悲しんでいても安倍さんの御霊は救われない。
まさに我々が一つ一つの種を芽吹かさなければならない。
(中略)
残された私たち同志が果たすべき課題は多い。
しかしこれらを解決せずして日本の立て直しはできないし、安倍さんの遺志に報いることはできない。
命を賭して戦います。
衆議院議員 下村博文