パラオ共和国のウィップス大統領歓迎会

パラオ共和国のウィップス大統領歓迎会をパラオ議連の会長として開催しました。
大統領以下、大臣、上院、下院の委員長、議長等々約20名の要人をお迎えし、改めて両国の友好を深めました。

第二次世界大戦の激戦地となったパラオのペリリュー島の遺骨収集や慰霊事業については、パラオ政府から長年にわたり協力を頂き、2015年には天皇皇后両陛下(当時)が供花されました。
国際機関の場や漁業問題などで常に協調してきた親密な友好国であり、2015年まではパラオにとって旅行客の1番は日本であるなど、友好関係の基盤には、深い経済的な結びつきと、長い歴史的な絆があります。
しかしながら現在は中国がパラオにとっての1番の観光客となり、日本からの直行便も無くなりました。

自由で開かれたインド太平洋戦略のためにもパラオは南の大切な隣人であり、平和を保つためには経済的にも重要なパートナーであることを改めて両国共に確認しました。
議連の会長として、さらに「トクベツ」(パラオ語も特別の意味)な絆を一層深めていけるよう、遺骨収集帰還事業の進捗調査等々で議連としてパラオを訪問することを計画しています。