サイバーセキュリティ対策本部開催

サイバーセキュリティ対策本部が開催されました。
現在、サイバー空間、海洋、宇宙空間、電磁波領域等において、自由なアクセスやその活用を妨げるリスクが深刻化しています。特に、相対的に攻撃者側が優位にあるサイバー攻撃の脅威は急速に高まっており、重要インフラの機能停止や破壊、他国の選挙への干渉、身代金の要求、機微情報の窃取等は、国家を背景とした形でおこなわれています。昨年のロシアによるウクライナ侵攻も、武力攻撃の前から偽情報の拡散等を通じた情報戦が展開されるなど、軍事目的遂行のために軍事的・非軍事的手段を組み合わせるハ イブリッド戦が行われています。
本日はNISC(国家安全保障局)と防衛省が取組について説明しました。今後は、政府機関のサイバーセキュリティ強化、能動的サイバー攻撃、政府内・法制度・国際連携、民間部門のサイバーセキュリティ強化を目指し、サイバー部隊の規模強化を行っていきます。予算確保、法整備など課題は山積していますが、本部長として確り取り組みます。

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