開智日本橋学園中高校視察

開智日本橋学園中高校視察

開智学園グループの青木徹理事長のご案内で、東京でも珍しい国際バカロレア認定校の開智日本橋学園中高校に行って来ました。

国際バカロレア機構教育は、世界158ヵ国と地域の約5000校で実施され、日本国内ではインターナショナルスクールを中心に約220校が加盟しています。私が文科大臣のときに進めたものです。

「多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和的な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、おもいやりに富んだ若者を育成」を理念とする非常にレベルの高いプログラムです。
これを受けることにより海外の大学へ進学するとこができますが、日本国内でも入試で採用する大学が増えてきました。

開智日本橋学園の授業参観をして驚いたのは、生徒の英語のレベルの高さと学ぶ姿勢です。
一斉授業はほとんどなく、自らのパソコンを使って探求型の学びをしており、これまでの受け身の教育よりも生徒の学習意欲を高めています。

IBを取り入れて、地頭も鍛える本物の教育がされ、生徒も主体的に意欲的に学んでいました。

校長先生と、どこの教室にもふらっと入り込みましたが、生徒も教師も自然体でフレンドリーでした。
なんの授業をしているのか突然聞いても、生徒たちがどこでも丁寧にに説明してくれるのには驚きです。
外国人の教師の割合が3割で英語以外の教科も英語でしているのもIBならではです。

時代は変わりました。