GDPでは測れない!日本の幸福度「GDW」とは?


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今回の動画では、「幸福度」という新しい視点から日本社会を見つめ直すべく、デジタル庁が提示する「Well-being(ウェルビーイング)指標」についてご紹介し、その指標をもとに、私の地元である板橋区の現状を分析・解説します。

これまで私たちは、経済の豊かさを示す指標として「GDP(国内総生産)」を主に用いてきました。しかし、経済成長だけでは人々の本当の幸福や充実感を測ることはできません。収入が増えても、孤独感や不安、健康への懸念が解消されなければ、私たちは心から「幸せ」とは感じられないのです。そうした課題に対応するため、私は近年、GDPでは測れない新たな尺度として「GDW(Gross Domestic Well-being=国内総幸福)」に注目し、政策の指針に取り入れよう提言しています。

デジタル庁は、幸福度の可視化を目的に、国民の生活の質や主観的満足度を測る「ウェルビーイング指標」を開発しました。これは、「健康」「教育」「つながり」「安心・安全」「働きがい」「環境」「主観的幸福度」など、多面的な分野から個人と社会の幸福度を測定する新たな試みです。今回の動画では、その中でも特に「主観的幸福感」や「地域社会とのつながり」などに注目し、板橋区のデータをもとに、区民が日々感じている幸福度や、今後の地域課題について考察しています。

板橋区は、東京23区の中でも子育て支援や高齢者福祉に力を入れている自治体のひとつです。一方で、地域コミュニティの希薄化や孤独死の増加といった社会課題も指摘されており、行政や地域がどのように支え合う仕組みを構築していけるかが大きな焦点となっています。GDWの観点から板橋区を見ると、単なる経済指標では見えてこなかった住民の「心の声」や「生活の実感」が浮かび上がってきます。

私自身、長年にわたり教育や地域づくりに関わってきた経験から、今後の政治や行政が目指すべきは「豊かさの質」を重視する政策であると確信しています。今後は、GDPに代わる心の豊かさを軸とした国づくり・まちづくりが求められます。皆さんと一緒に、データに基づいた「真の幸福社会」への道を模索していきたいと願っています。