児童養護施設の川奈臨海学園を激励訪問

児童養護施設の川奈臨海学園に日本道の山近さんの声がけで激励にいきました。
以前から縁のある元力士の嘉風さんも中村部屋の親方として弟子2人を連れて相撲稽古に来てくれました。

川奈臨海学園は主に親のDVや育児放棄にあった3歳から18歳の子供達が28人、1ユニット6人以内で職員と生活しています。

職員も36人いて、済生会という充実した組織のもとで運営されています。

高橋麻紀施設長が心配されていたのは、退所後の自立についてでした。経済的精神的に自立できていない子が多く、進学、就職、住宅、孤独といった課題が山積しているということです。

一方こどもが18歳で自立をするにしても親が、今度はこどもを搾取する事例も多々あるということです。

愛情不足で育った人は、人を愛することを知らず、人間関係も希薄になることが多いのも児童養護施設の現状としてあります。

今後、退所後のアフターケア支援センターの整備やこどもの安定した愛着形成を第一にした里親やファミリーホームへの展開。また、職員の専門性強化と処遇改善が課題だとして応援していきたいと思いました。