「裸の金次郎」9月18日(木) 板橋区立文化会館で公演

子どもの頃、二宮金次郎は本を開いて勉強するたびに、祖父から「燈油の無駄だ」と叱られていました。そこで、彼は自分でアブラナを植え、自らの手で油を搾り出し、再び夜の灯をともしたそうです。なんという行動力でしょうか。この精神こそ、後に数百の村や藩を救った金次郎の原点だったのです。

そんな二宮金次郎の生涯をたどるオペラが、9月18日(木)に板橋区立文化会館で公演されます。ぜひ足をお運びください。

ちなみに、その後も祖父は「夜に本を読む時間があるなら仕事をしろ」と叱ったそうです。そこで金次郎は、薪を拾いに行く日中にも本を手に取り、働きながら学ぶようになりました。これが、のちに「薪を背負って本を読む金次郎像」の元になりました。