【自民党立党70年】なぜ未だに憲法改正できていないのか?
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自由民主党が立党70年を迎えて発表した声明文を徹底解説。戦後日本の安定と発展を支えてきた国民政党としての歴史を踏まえつつ、国民の信頼を損なった過去への深い反省と、再び信任を得るための決意が示されている。現在、日本は自然災害の激甚化、少子高齢化の加速、国際秩序の変動、AI・サイバーリスクの拡大など、予測不能な時代に直面しており、政治には不確実性を可能性へ変える役割が求められている。声明文では、自助・共助・公助が調和する日本らしい社会を築き、分断を乗り越えて前進する政治姿勢を強く訴えている。
さらに、この転換期を乗り越えるためには、国家の安全保障と統治機能を強化し、時代に適合した国家の形を整える必要があるとの視点から、憲法改正の重要性も読み取れる。防衛体制の明確化、緊急事態への備え、時代に即した統治の在り方など、現行憲法では対応しきれない課題が山積する中で、憲法議論を前に進めることは不可欠であり、自由民主党が未来への責任を果たす上でも重要なテーマとなっている。声明文が示す背景、狙い、そして憲法改正の必要性を深く読み解き、日本政治が進むべき方向についてわかりやすく解説する内容となっている。

