衆院議員の定数削減を巡り、自民党と維新の間で温度差が生じています

衆院議員の定数削減を巡り、自民党と維新の間で温度差が生じています。 しかし重要なのは、「やるか、やらないか」ではなく、「どう実現へ進むか」です。

私は、今国会で「1割削減」を明確に定め、その実現に向けたプログラム法を制定すべきだと考えます。まず方向性と工程を法律として示し、政治が自らの責任で改革に着手する。
これが国民に対して誠実な姿勢であり、先送りを繰り返してきた政治への信頼を回復する出発点になります。

具体的な削減の方法や制度設計については、来年の通常国会で野党とも真摯に協議し、合意形成を図ることが重要です。

政治の信頼を取り戻すには、政治家が自らの身を律する姿勢を行動で示さなければなりません。人口が減少する中、政治だけが例外であってはならない。「定数削減をどう進めるか」を今こそ明確に決める時です。