【教育改革の舞台裏】英語4技能試験が消えた理由、全部話します
(6分55秒)
日本では、小学校から高校まで英語を学んでいるにもかかわらず、実際に英語を話せる人はそれほど多くないと言われています。これは、日本がグローバル人材を育成するうえでの大きな課題の一つです。
そこで、私が文部科学大臣を務めていたときには、「読む」と「聞く」といったインプット中心の英語教育だけでなく、「書く」と「話す」といったアウトプットの力も伸ばせるよう、大学入試に英語の4技能試験を導入することを提案しました。
しかし残念ながら、この英語4技能試験の導入は実現に至りませんでした。なぜ実現できなかったのか、その理由をすべてお話ししたいと思います。