中国共産党がチベットで民族弾圧!?ダライ・ラマ法王を中国政府から守るには?


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ダライ・ラマ法王14世が90歳を迎えられ、その祝賀会が東京でも開催されました。今回の動画では、法王と親交のある下村博文が祝賀会に出席された様子を振り返りながら、法王の人柄、チベット仏教の後継問題、中国政府の干渉、そして今後の日本の役割について深く語ります。

2011年、法王が亡命政府を置くインド・ダラムサラを訪問された際、山谷えり子参議院議員、ジャーナリストの櫻井よしこ氏とともに、長時間にわたって法王と面会。その出会いを機に「日本チベット議員連盟」が超党派で発足し、初代会長を務めるなど、日本とチベットの関係構築にも尽力しました。

ダライ・ラマ法王はノーベル平和賞受賞者でありながら、非常に親しみやすくユーモアを交えた語り口で、誰しもが魅了される存在です。その精神性と人間性は、宗教指導者という枠を超えて、世界に希望と非暴力のメッセージを送り続けています。

現在、法王は「130歳まで生きる」と語られていますが、一方で後継者問題が注目されています。チベット仏教では伝統的に、法王が転生者を指名するという形で継承されてきました。しかし中国政府は、自らが後継者を「国内で決める」と発言し、宗教への国家介入を強めようとしています。

このような動きに対して、法王ご自身は「チベット仏教の主体性に基づき、自由主義圏の中で後継者を見出すべき」と明確な意志を示しており、宗教的アイデンティティの尊重と、国家の不当な介入への警戒感を表明しています。

背景には、チベットが本来独立国家であったにも関わらず、1949年に中国共産党が介入し、以後「自治区」として吸収された歴史的経緯があります。当初は、宗教や言語などの尊重が約束されていたものの、近年ではチベット語教育の廃止、子供たちの寄宿舎への強制収容、宗教的活動の弾圧など、文化的同化政策が強化されています。

このような民族弾圧、文化の抹消に対して、法王も強い危機感を抱いておられ、また世界の多くの人々がこの状況を憂慮しています。

日本としても無関心ではいられません。2025年6月には、世界29カ国・130名が参加する「チベット議連世界会議」が初めて日本で開催されました。会議では中国の政策に対する厳しい抗議声明が出され、チベットの言語・宗教・文化の尊重を求める国際的な意思が改めて確認されました。

この問題は、単にチベット一地域の課題ではなく、自由・民主主義・法の支配・人権という「普遍的価値」に関わるテーマです。チベットの現状を知ること、声を上げること、そして共に支えることが、私たち一人ひとりに求められています。

ぜひ、ダライ・ラマ法王の歩みとチベットの現状について関心を持っていただき、動画をご覧になった方も広く共有いただければ幸いです。